コラム

抗がん剤による脱毛中のシャンプー方法・注意点

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こんにちは、BAREN(バレン)のMayumiです。

さて、

抗がん剤の種類にもよりますが、副作用による脱毛が起こる場合があります。

少しでも早い回復のためにも、毛根を傷つけない脱毛中のヘアケア・頭皮ケアを知っておきましょう。

 

脱毛中に避けること

抗がん剤治療中は、頭皮や毛根へ刺激を与えるパーマやカラー剤、育毛剤の使用は避けましょう。

また、血行が促進されると抗がん剤の影響が大きくなるおそれがあるため、頭皮の血行を促進しやすい頭皮マッサージも控えましょう。

 

頭皮を清潔に保つ

毛が抜けることを気にして洗髪しない方が良いと考えるかもしれませんが、不潔な状態でいると毛穴がつまったり、皮膚炎が起こったりすることもあります。頭皮は清潔にしておくことが大切です。

頭皮から分泌される皮脂量は、皮脂分泌が多いおでことほぼ同じとも言われ、ケアをしないと不衛生な状態になってしまいます。できる範囲で構いませんので、頭皮や髪の毛を清潔に保つよう心がけましょう。

 

治療中のヘアケア用品の選び方

抗がん剤治療中は、乾燥や脱毛による刺激で頭皮が敏感になります。

刺激の少ないアミノ酸系、または石鹸系のシャンプー・コンディショナーを使用すると良いでしょう。また、脱毛中はどうしてもシャンプーが泡だちにくくなるため、泡で出てくるタイプのものもオススメです。リンスやトリートメントは毛先に少量つける程度にしましょう。

いずれのヘアケア用品を使用した場合でも、頭皮にかゆみ・ふけ・炎症などの異常が発生したら、速やかに医療機関を受診してください。

 

髪の毛はやさしく洗う

髪の毛は、次の流れで洗いましょう。

  1. ぬるま湯で髪の毛や頭皮の汚れを優しくすすぐ
  2. 泡立てネットや手のひらで、シャンプーをできるだけ細かく泡立てる
  3. 泡立てたシャンプーを髪の毛に付け、爪を立てたり強くこすったりしないよう、指の腹で優しく揉むように洗う
  4. 泡が残らないようぬるま湯でしっかりとすすぐ
  5. やわらかいタオルでやさしく水分を拭き取る(タオルのかわりにキッチンペーパーを使うのも便利)
  6. ドライヤーをかけすぎると頭皮や髪の毛を痛めるので、低温・弱風または冷風で負担をかけないように使用する 
  7. ブラッシングは頭皮を刺激しないようにやさしくゆっくり行う

 

脱毛は精神的にも強い影響を及ぼす副作用ですが、抗がん剤投与が終われば必ずまた回復します。

それまでは正しいケアをすることと、自分に合ったケア帽子を探してみてください。

BAREN(バレン)はサイズ調整不要な医療用帽子なので、脱毛中や発毛中による頭のサイズ変更にも対応できます。ぜひチェックしてみてください。

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